全て2019/12/19

ドライブレコーダー活用法

事件事故にあったときに証拠映像を残せて役立つドライブレコーダー。

近ごろは搭載車両も増え、いざという時の強い味方となっています。

 

しかし『いざという時』だけでなく、普段からの事故防止にも役立つことをご存じですか?

 

機種にもよりますが、ドライブレコーダーを通して運行状況を詳細に確認でき、データを取ることが出来るのです。

関西輸送サービスでも、このドライブレコーダーの導入で各車両の運行状況が「見える」ようになり、ドライバーへの日常の安全指導に役立てています。

今回はドライブレコーダーを使って行える安全指導法をご紹介します。

 

 

 ドライブレコーダーを活用するメリット  

大きなメリットは、記録することによって運行状況が「見える」ようになること。

そして映像をもとにした安全指導が出来ること。

その安全指導から、事故防止へと繋がるわけです。

 

 

 

弊社ではドライブレコーダーを通して、

ドライバーさんごとに「この人は急ブレーキをかける悪い癖がある」とか、「この人はスピードの出し過ぎが多い」という細かな運行データが取得できます。

そのデータをもとに点数・評価ランクをだし、定期的にドライバーへの面談・指導を実施しています。

 

 

典型的な事故防止策のパターン

 ①追突の事故防止・ヒヤリハットの映像確認

 ②原因の検討(車間距離不足・わき見・急ぎ・無理な運航計画など)

 ③再発防止にはどうすればいいか? という検討

 

定期的に事故防止について話し合う場、指導する場を設けて、このような安全運転について振り返る機会を作ることが大切だと考えております。

継続的な努力を促すためには、前回の指導よりも改善しているところがあればその努力をきちんと評価したり、このドライバーさんにはどういう指導方法が効果的だろうかと試行錯誤しつつの、個々に合わせた指導を行っています。

 

年明けまでもう半月を切り、年末ということでどんどん物量も増えて忙しくなる時期になりました。

忙しさに駆られた事故発生の可能性が高まる頃でもあります。

何事もなく穏やかな気持ちで新年を迎えられるよう、いっそうの事故防止を徹底していきたいですね。