全て2020/03/17

運転中に地震がおこったら

運転中に大地震が発生したらどうしよう?

車に乗っている時間のおおいドライバーなら一度は考えたことがあると思います。

家庭内での地震対策はよくテレビ番組などでも特集していますが、運転中の対応方法はあまり発信されていません。

今回はドライバーのみなさんが、運転中に大地震が発生したらどんな行動をとるべきかをまとめてみました。

運転中に大地震が発生したとき

①大きな揺れを感じたら、まずゆっくりと道路の左に停車させる。

 急ハンドル・急ブレーキをかけると後続車との事故の危険性があります。

「ゆっくりと」を心がけてください。

 

②停止後、インターネットやカーラジオなどで地震や交通事情の情報を収集する。

その情報や周囲の状況に応じての行動が必要となります。

焦って飛び出すことのないように、まず落ち着いて情報を集めましょう。

 

③引き続き運転可能と判断した場合。

道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などにしっかり注意をはらい、常より低速での走行を心がけてください。

 

④車をおいて避難すると判断した場合。

できるだけ道路外の場所に移動させておくこと。

やむおえず道路上に置いて避難するときは、エンジンをとめ、エンジンキーは付けたままとします。

さらに窓は閉めて、ドアはロックしない状態で置いていきましょう。

避難する人の通行の妨げや、災害応急対策の妨げとなるような場所には駐車しないように注意してください。

 

 

 

★津波からの避難が必要となったら?

基本的に車は使用しないこと!

車の中に閉じ込められてしまったり、車ごと流されてしまう危険性があります。

すぐに降りて、近くの高い場所への避難が基本です。

 

どうしても、やむおえずに車を使用しての避難が必要なときは、道路の損壊や、信号機の作動停止、泥上の障害物などに十分注意しながら運転すること。

しかし非常時ゆえに動揺が激しいことと思いますから、安全運転が難しくなっている可能性が高いです。

やはり津波がくる可能性があるのときは、車から出る!高い所へ走る!と覚えておく方がよいでしょう。

 

 

地震はいつ発生するかわかりません。

もしもの時に落ち着いて行動できるよう、頭の中でぜひシュミレーションして、備えてみてくださいね。