全て2019/10/11

ながらスマホについて

今回はながらスマホについてお話したいと思います。

今年の国会で道路交通法が改正されました。

  1. (2019年6月5日公布)自動車で走行しながらのスマホや携帯電話端末などを使う『ながらスマホ』厳罰化されました           これに伴い道路交通法が改正され、改正道交法施行は12月1日からとなり、スマホ等使用時の違反点数・反則金なども約3倍と大幅に引き上げられ、事故など交通の危険に結びついた場合は、即免許停止になります  

    ◇「交通の危険」の場合、1年以下の懲役

    運転中にスマートフォンなどを使用していて交通事故などの危険に結びついた場合、違反点数6点となるため、即、免許の停止処分を受けることになります。

    また、改正前の罰則は「3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金」でしたが、これも「1年以下の懲役、または30万円以下の罰金」に引き上げられます。

    交通の危険では反則金の適用はなくなり、すべて刑事罰が適用されることになります。

    ◇「保持」でも酒気帯び違反点数は15点に

    運転者がスマホなどを運転中に使用した違反(保持)では、改正前の罰則は「5万円以下の罰金」でしたが、これを「6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金」と懲役刑を新設しています。 違反点数は3点、反則金も約3倍に引き上げられます。

    違反を繰り返したり反則金の支払いを拒む運転者には刑罰が適用される可能性もあります。

    なお、酒気帯び点数は携帯電話使用等(交通の危険)が16点、(保持)が15点となりますので、酒気を帯びてスマホなどを使用した場合は、即免許取消処分となります。